11/27🌻4年生「認知症サポーター養成講座」優しさの輪を広げます🌻
2025年11月27日 16時54分4年生が総合的な学習の時間に「認知症サポーター養成講座」を受講し、認知症の方々への理解と、地域の一員としての関わり方について深く学びました。これは、誰もが安心して暮らせる優しいまちづくりに貢献する大切な学習です。
🤝認知症の方への理解を深める学習
講座では、まず認知症の方に見られる具体的な特徴について学びました。
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「新しいことが覚えられない、以前のことも忘れてしまう」
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「時間、日付、場所、人が分からなくなる」
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「考えるスピードが遅くなり、新しいことを理解したり、計画を立てて実行したりすることが難しくなる」
こうした特徴を理解することは、接し方の第一歩となります。
💡体験から考える不安な気持ち
次に、認知症の方が抱える不安を想像する体験的な学習を行いました。「もし、寝ている間に知らない山の中に連れて行かれたら?周りに誰もいなくて、自分がどこにいるのか分からない・・・。」という設定に対し、子供たちからは「混乱しちゃう」「すごく不安になる」といった率直な感想が聞かれました。この体験を通して、認知症の方の立場に立って考えることの大切さを実感しました。
💖優しい接し方の三つの約束
学習の仕上げとして、認知症の方への接し方で大切な約束「三つの『ない』」を学びました。これは、誰もが覚えておきたい大切な心がけです。
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驚かせない
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急がせない
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心を傷つけない
接するときの具体的なポイントは、前から笑顔でゆっくりと話しかけることです。また、言葉は短く、わかりやすい表現を選び、優しい態度で接することが何よりも重要だと学びました。
✨実践!心を通わせる役割演技
子供たちはペアを作り、認知症の方への声のかけ方を実践する役割演技を行いました。このとき、数人の子供たちが、自然に席を立って認知症役の子に近づき、目線を合わせて優しく話しかけている姿が見られました。これは、日頃からお年寄りに寄り添おうとする、子供たちの温かい心の表れです。
認知症役の子供たちからは、「優しく接してもらえて安心した」といった感想があり、優しく声かけをすることの大きな力を実感しました。
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